世論操作

バトル・ロワイアル」の旗色が悪いね。しかし、この作品がスケープゴートにされてるとは、星野智幸の日記を読むまで全然気付かなかった。むしろ、作者の高見広春はどう考えてるのかなあ、とそっちの方ばかり気になっていた。その「気になりかた」に、多少、意地悪な気持ちがあったことは否めない。うーん、マスコミに洗脳されてた、可能性もあったのか。この事件をきっかけに、また規制問題が噴出するのだろうな。映画化の際に注目を集めた政治家は、また何かコメントを寄せたのだろうか。なんて思いつつ、もっと「新しい」見方はできないものかと考える。あの頃は、仲が悪かったけど、大人になって、「なんだ、けっこういい奴だったんじゃん」てな邂逅(めぐりあい)がもう存在しようがないってことが非常にかなしい。(フィクションに侵されてる?)