2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

1Q

「あー、イチキューハチヨンって読むのか。アイキューハチヨンって読むのかと思ってた」なる声を2件採取。もちろん、こうした動きも、あらかじめ見越したうえでのタイトルなのでしょう。たぶん。7年ぶりの長編と謳われているあれ(→●)についての話。

続修正

報告。前回(→●)「louse」と書くべきところを、「louce」と打ってました。看過不可。ダブル赤面。もうしわけない。調べる手間を惜しむと、こういう目に合う(恥をかく)といういい証左で。 以下、何となく思い出したこと。 中2の英語のスペリングテストで…

霊降ろし

まったくもって、田山朔美というひとに関する情報は持っていなかったのだけれど、春日武彦が読売の書評で褒めていた(→●)のを機に手に取ってみたのです。特に、春日氏が、評の最後で「読んでよかったなあと素直に思える小説」と記していたのに、びびびと反…

修正

すいません。まちがえてました。前に書いた「lice」と「rice」の近似の件。「lice」(複数)ではなく、堂々と「louse」(単数)と打っていました。ぜんぜん気がつかなかったっす。赤面。 どうやら、英語の「r」というのは、 舌先を口の中のどこにも触れない…

エッセンシャル

16年ぶりの来日だとかそういうこととはまるで関係なく、最近聴いているのは、図書館で借りてきたサイモン&ガーファンクルの『エッセンシャル』。びみょうにここの世代とは(上とも下とも)ずれているから、このデュオの曲をじっくり聴くのは、実のところ、…

弓手

テレビとか映画を見ていて、左で箸やペンを持っているひとを目にすると、まあ「嬉しくなる」というほどの激しい感情ではないのだけれど、それでも、かすかに、自分の中で何かがぴくりと反応するのはれっきとした事実なんですね。ある分野での、マイノリティ…

巷説元

ひょっとすると、世代のちがうひとたちとは共有できてないのかなあと少しびくびくしつつ持ち出してみるのは、たとえばこんなエピソード。「ある日本人がアメリカに行ってレストランに入り米を頼んでみたのだけれど、ぜんぜんウェイターに通じなかった。どう…

少年/少女趣味

某所でね、少女趣味という言葉を侮蔑語の一環として扱っている文章に触れたんですよ。まあつまりは、甘ったるいとか考えなしとか、そういう意味で。ちなみに、侮蔑語を投げ掛けられた対象は(生物学的には)成人男性。 で、まあここで、少女趣味が侮蔑語とし…

夢の着想

あ。ちょっと驚いた。というのは、何だ、夢の中で「ウロボロスの蛇」が出て来た、ってエピソードは捏造かもしれないんだ。 Wikipedia:アウグスト・ケクレ 本当にケクレがこれらの夢を見たかについては疑うむきもある。 わりにショック……。睡眠信仰、という…

妖怪としての金融恐慌

なるほどなあ、と例によって例の如し、何に感心しているのかというと、先月26日の読売新聞で——またもや古い話で恐縮——山折哲雄が金融恐慌を「妖怪」に喩えていた文章に対してなのだけれど……これって、あれですよね、下の本で京極夏彦が通り魔を「妖怪」に喩…