2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

グローブ・トロッター

「装苑」の紙特集。その名も、「モード・イン・ペーパー」。うわー、イギリスのグローブ・トロッターが紹介されてるよ。カポーティが頬に手を当て寄りかかってる旅行カバンって、もしかするとこれなんじゃないかな? 紙だけど、象が乗ってもだいじょうぶ。――…

砂と真鶴 

川上弘美が「文學界」に掲載してきた作品って、どこか一本通ったものがあるね。「蛇を踏む」にせよ「溺レる」にせよ「龍宮」にせよ、そして新作の「真鶴」にせよ。つづめて言うとそれは、異界を通して男女の営みを相対化する、みたいなことに落ち着くのだろ…

風邪は治らず

納豆を食べてたら、のどを通るさい、痛むのなんのって。 納豆を 食べてひりひり 秋の夜 バカ俳句……。

多和田葉子の新刊3作

Amazonによると、多和田葉子の新刊「海に落とした名前」が11月下旬に出るらしいよ。おっと。小説の新刊は、2004年の「旅をする裸の眼」以来? ときに、彼女のホームページを見てみると、同じく今年の秋に、「ユリイカ」連載「アメリカ 非道の大陸」と「現代…

こしあんが好き? つぶあんが好き?

女の子としゃべるきっかけにじっさいにこの質問をつかうひとって、いったいどのくらいいるんだろうね?

タイミング

きのう、ラジオで古田新太とFOIL社長の竹田正和が「占いってインチキだよねー」と盛り上がっていたあとのCMに、鏡リュウジが出ていた。TBS、なにか氏にうらみでもあるのかな?

丸善本店のかんじのよさは際立っている

移動してから「どうしたの?」としんけんに尋ねたくなるくらい、かんじがいいんだ。店員さんみな。ほんとに。じゃあ、昔はそんなにひどかったのかい? と聞かれるかもしれないけれど、いやいや、そんなことは全然なくて、なんだろう、体感として、他のあらゆ…

スカンク

きのうの夕方、公園で、友人たちに思い切り放屁をして立ち去る野球部の少年がいたよ。「ふざけんな!」とやられた友人たちは怒っていたけど、純然な通行人たるわが立場やいかに……。同じ方角だったからなあ。件の少年と。何か、こっちの方が照れ臭くなってし…

微熱/鼻づまり

何の気なしに熱を測ったら、37度1分あったよ。うーん。微熱。ということはつまり、現在の鼻づまりってアレルギーではなく単なるウイルスのしわざなのか? もしくは、鼻づまりにより引き起こされた微熱? ――まあ何にせよ横になるよ。元気はふつうにあるんだけ…

ヒッチコックをもう一度

渋谷のブックファーストに行ったら、「ヒッチコック/トリュフォー」がビニール掛けになっていたよ。これ、いいなあ。オレが持ってるのなんて、帯のところがぐしゃりとひしゃげちゃってるからなあ。いや、そもそも書店で手にしたときからそうなってたんだけ…

町中アフォリズム

ぷらぷらと散歩をしてたら、民家の壁にこんな貼り紙があるのを目にした。 人間には 時間がない ……なんかこわい。もしツボにはまってる時にこれを見たら、「うひゃー、ありがてえ」ってかんじで、ぽんぽんとドアをノックしていたかもしれない。そうした恐れも…

江國×川上トークショー

川上弘美「真鶴」をジャケ買い。白地に大きく橙色で「真鶴」と打たれている。綺麗だよね。「真鶴」という字面もまたその響きも。内容の方も好きになれればいいなあ。 ところで、来週の10月31日、丸善本店で川上弘美と江國香織のトークショーが行われるらしい…

国立博物館特別展:仏像

よく知らないけど、確かに寺にはその像への説明って付いてないもんね。少なくとも、見易い奴はないような気がする。そういう点で、今回の仏像展は随分と見る人にとって親切な展示なんじゃないかな。理屈抜きで、ファニーと呼ぶに相応しい像の数々を見るのは…

たまには昨日と書いてみる

漢字とひらがなで言えば、ひらがなの方が絵っぽいよなあという印象を持つ。漢字とルビって、養老孟司に言わせれば、絵とネームの関係に同じという事になるんだろうけれど、どうも、漢字って、自分の中では全然絵っぽくない。むしろ、記号に近い。だから何な…

結婚式で別れの歌

娘の結婚式で、忌み言葉の入った歌を歌って妻から離婚を言い渡されたという男の話が一昨日の読売人生案内に載っていたんだ。基本的に、「ふーん……」という感想しか抱きようがないのだけれど(だって、最初から自分で答えを出しているくらいだからね)、他に…

元に戻した

困った。Firefox2.0をインストールしたら、コマンドキーを押しても文字が大きくならなくなってしまった。弱ったな。というわけで、元のバージョンに戻しておいたよ。別に前ので全然不便を感じてなかったからいいんだけど。何か適切な処理をしなくちゃいけな…

鼻詰まりで目覚める

まあ昨日は雨風(ついでに傘の残骸)吹き荒れる中橋の上を自転車で往復してたからね……。走りながら頬の肉がぶるるんと捲れ上がっていたよ。それで、通常量を遙かに上回る余分なものを吸い込んでしまったのかもしれない。店鼻薬を打つのはなるべく1日2回に…

聞き間違えない

Pages(iWork)購入。不思議と、これ入力が遅くなる時があるんだ。なんでだろう? アップルサポートに電話してもよく判らなかったよ。ほんと、時々、って程度なんだけど。これだったらまだお試し版使ってたときの方がよかったかなーとちらと思わないでもない…

眺めるタイトル

「ヒッチコック/トリュフォー」を読んでると、内容はもとより、それに付けられた魅力的なタイトルについつい興奮してしまうんだ。 <悪魔さながらの角のように堅い手>だの、<悪役がうまく描かれていなければ映画は成功しない>だの、<キム・ノヴァクはノ…

青空が懐かしい

ひさびさに雨が降ると、きれいな空へのありがたみが増してくる。てなことを書くと、都知事の息子に疎ましがられるのかしら? ところでさ、夕焼けって、何か小さい頃の方がもっと圧倒的に赤かったような気がするよね。気のせいかな? ほら、環境破壊とかで、…

よごれとは

松本人志「放送室」のラテ欄に、何かしらタイトルらしき文がつく時って、決まってピー音が多出するんだね。って、正式にそんな法則があるのかどうかはわからないのだけれど、経験則から言うとそんなかんじ。きのうのラテ欄には「よごれとは? 2人が大討論」…

切り出し

マクドナルドの屋根先で雨宿りをしているカップルの片割れが、「エスパー魔美ってさあ」なる会話の切り出し方をしていた。あ、もちろん――というか何というか――男の側が。その後に、どんな話題が続いていたのだろう、と少し気にならないでもなかったけれど(…

2冊買った

「ガリレオの指」という、進化やらDNAやらエネルギーやら、こうした項目が10個ほど集められている本を買ってみたんだ。いま読んでいる「ユーザーイリュージョン」って本に、やたらと理系的記載が溢れているので、それに触発されたかたちで。読めるのか?…

昭和愛惜

応援する、と言っておきながら、今週は全然見られなかった、「芋たこ」……。思うに、田辺聖子を連想させるヒロインが、著名な文学賞を得て、想われ人と結婚して、それで自分の中では区切りがついてしまったのかもしれない。それに、これはあまり大きな声では…

記述

現在のところ、Wikipediaには「デレク・ジャーマン」の項ってないんだね。いや、つい先ほど、ウィッシュリストに氏の作品を数点入れたもので。おもしろいのかな? どうなんだろう? ぼくが氏について知っていることといえば、えーと、ナイトの叙勲を受けたイ…

坐禅?

もしかして、もしかすると、あの映画館での脚に走るむずむず感って、まさか坐禅と関わってる、なんてことは……あるのかな? どうなんだろう? 前に目を通した岩波文庫の「ブッダのことば」にも、長く座っていたために脚に疲労が溜まった、みたいな記載があっ…

むずむず感

蟻走感、とか、エコノミークラス症候群とか、その意味するところをよく理解してないにもかかわらず、最近は映画を見ながら、かような言葉が頭を飛び交うようになっているんだ。つまりは、映画鑑賞中、なんだか脚がむずむずするなあって感じ続けてるってこと…

カポーティ

「カポーティ」見てきたよ。あれ、ワーナーマイカルでは上映してないんだね。つまり、割引券は使えず。ちょっと当てが外れたな。まあそれはともかく。フィリップ・シーモア・ホフマンのアップをあそこまでずーっと映画で流すのってはじめてだったんじゃない…

魔界リメーク

Wikipediaの「近日公開予定の映画」の項を見て、ちょっとたまげる。ドラえもん映画の次回リメークって2作目の「宇宙開拓史」じゃなくて、一気に飛んで、5作目の「魔界大冒険」なんだね。ってまたマニアなはなしで申し訳ないが。いや心底たまげたもんで。当…

15周年

ワーナーマイカル15周年、ということで、きのう15日は1000円で映画が見られるなんてキャンペーンが行われてたんだ。しかも、600円の割引券が2枚付き。なんとなくだるだるモードだったけれど、この情報に触れ、急いで支度して出かけてきたよ。見た映画は「ブ…