2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

夜二態

ひさびさに直球の喧嘩を見ました。女の子同士の喧嘩。夜12時、自転車で家まで帰る途中の路上での出来事です。 「バカにしてんじゃねえよ」と、やや豊満なタイプがショートカットの頬をバシッと叩き、「あんた、そんなこと言ってて楽しいの?」と、何やら複…

イニシャルクイズ

福岡在住で、しかも18歳という年齢を考えると、I男くん(→●)って本名「郁男(いくお)」くんっていうんじゃないかなあ? お母さん、なんかチェッカーズのファンっぽいし。勝手に「福岡」ってところに思いを馳せてみたのですが。もちろん「藤井郁弥」の影…

勘ちがい

年下だと思っていたのにいつの間にか年上になっていた人・その1 浅野忠信。 その2。 大森南朋。 ところで、大森南朋のプロフィールには、ほぼ9割の確率で「父親が麿赤兒」なる記載があるのだけれど、実際のところ、この「麿赤兒」って人のこと、よく知ら…

「青猫家族輾転録」

伊井直行の新作です。 若人の諸君、帯の文句に気後れしては駄目っす。 僕は50歳。 色々あったけれど、 「失われた10年」と呼ばれた1990年代を、 何とか僕なりに乗り越えた――。 大丈夫。君たちが読んでも、何ら問題なく楽しむことができます。保証します。 そ…

突然およげる

クロールで2000メートル泳ぎ切る。うわーい。まるで「村上朝日堂はいかにして鍛えられたか」(長いね)に載っている村上春樹みたいな気分だ。 今年の夏、クロールで二千メートル以上休みなく泳げるようになったのである。それもある朝気がついたら、これとい…

スノッブ家族

http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/kazoku/20060520sy11.htm スノッブな家族にうんざりの福岡在住I男くん18歳。彼の悩みに大森一樹監督が親身に答えて曰く。 そんなあなたには文学でも映画でも何か作品を創(つく)ることを勧めます。 更に部外者からアドバ…

新手

朝の6時、20代前半と思われる男性から、妙に焦った声で電話がかかってきました。 「すすすすすいません。先日お宅に合鍵で入らせてもらったものですが」 沈黙。 「――それで?」 と問うたら、相手はがちゃりと電話を切る始末。 日曜の朝でよかったです。(よ…

「僕の大事なコレクション」

白状すると、イライジャ・ウッドの眼鏡顔を鑑賞しに行ったようなものです、当初は。だが、意外に、作品じたいがおもしろかった――というか、実にこちらの好みを突くつくりとなっていました。集客力の具合も含めて。ふふー。まあ、集客力については、邦題によ…

「わたしを離さないで」

強烈です。この本の持つ磁力は。読んでいる最中、他の何にも手を付けられない状態でした。サスペンス? いやいや、そうとばかりは言い切れないのだけれど(詳しく語ったらこの本を読む興は確実に削がれてしまう)――おいおい、次はどうなってしまうんだい? …

イケア放浪

新しい本棚、欲しいなあ。 でも場所がないからなあ……。 と、そんな詮ない思いを抱いているところに、ウェブのイケアのカタログで、机の前に堂々と本棚を置いている写真を発見。なるほど、さすがはスウェーデン人、発想の仕方が東洋人とは違うな。これは、是…

三色

ふと思い起こしてみると、前に書いた丸谷才一の「色鉛筆でしるしをつける」というのは、斎藤孝の「三色ボールペン」というのと発想としてはまるでおんなじなんですね。三色、という色の数においても。でも、「三色ボールペン」には、あまり食指が動かなかっ…

「グーグル Google 既存のビジネスを破壊する」

そうか。現在って、つくづく広告に拠って立っている社会なんだな。知りませんでした。今までは、「広告? ふーん……」といった具合にあまりいい感情を抱いていなかったので。けれど、この本で取り上げられているケースには、「おお、そいつぁよかったねー(に…