三色

 ふと思い起こしてみると、前に書いた丸谷才一の「色鉛筆でしるしをつける」というのは、斎藤孝の「三色ボールペン」というのと発想としてはまるでおんなじなんですね。三色、という色の数においても。でも、「三色ボールペン」には、あまり食指が動かなかったなあ。ハードル高いっすよ、本に、ボールペンでしるしをつけるのって。本へのフェティシズムとかそういうの以前に。(ねえ?)