2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「第三世代」か。

昨日買った「日経トレンディ」を喫茶店に持ち込み、つぶさに携帯電話の新製品を調べる。しかし、そのあまりの情報量に圧倒され、結局DoCoMoの「FOMA」にしか手を出せなかった。手を出す、といっても要するに「子細に検討した」だけなんだけど。現在はSH900i…

油断大敵。

ちょっと落ち込み。ふだん軽蔑してる奴のような行動をとってしまった。つまり、「逆ギレ」。ああ。何の為に、生きてる時間を遣ってるのかと自分を問い質したい気分だ。EQなんて、懐かしい単語を思い出す。EQ、低かったよなあ、あの時。気がゆるんでいたのか…

岡留安則的日常

「追悼! 噂の真相」2004年2月「編集長日誌」より。 『噂真』で何かと取り上げることが多い、『噂真』好みの作家といえる岩井志麻子、中村うさぎ、西原理恵子に『新潮45』の中瀬ゆかり編集長を加えた4人組から「オカトメ、これから私たちを接待しろ!」と…

スケッチ

「Googleのデザインが変わったね」 「ほんと? ヒマだから見てみようかな」 というくらい手持ちぶさたな午後4時の仕事場。

追悼! 噂の真相

昼休み、「何読んではりますの?」とI君に訊かれて取り出したのがコレ。「ウワァ」とI君露骨に反応したのが、よしもとばなな記すところの「最後のメッセージ」。 長い間お世話になりました。私がいったいなにをしたっていうんですか? やはり、よしもと、若…

きょうの夕食

梅わかめうどん。店内で自家製麺しているらしい。香川のうどんはもちもちしてるね。汁があまりに美味しくて(「利尻昆布・瀬戸内海産煮干・鹿児島、高知県産鰹節を使用」)、一滴残らず飲み干してしまった。飯田橋「悠讃」にて。

香山リカ「就職がこわい」*4

現場は、実にたいへんなことになってるんだなあという印象。要するに、「就職を忌避する若者」について大半のページが割かれてるのだが、「若者の気持ちもわかる、就職をさせたい人の気持ちもわかる、ついでに、若者の親の気持ちもわかる」という感じで、そ…

エレファント*3

http://www.elephant-movie.com/elep_index.htm 封切り直後なのでものすごい混み様。若者、それも男性が大半。けっこうポスター等で見かけるブロンドの少年目当てに女性客が殺到してるかと思ってたのに。まあ題材がアレ(コロンバイン銃乱射事件)だからしゃ…

UTAUUA!

友人との待ち時間、HMVでUA「うたううあ」*1を視聴する。「もりのくまさん」「グリーングリーン」を、あのUAの声質で濃厚に攻めてくる。二枚CDで、一枚はインストゥルメンタル。これさえなければ(値段も半額だったら)買ってたなと思われる代物。今でもまだ…

注意ワード

「自己実現」。扱いづらい言葉だ。下手すると、おかしな宗教のようになってしまう。言いたいのは、「この語には注意しよう」なのだが、いまいちうまく言えない。つまり、現在、この語は自分にも「鬼門」なのだ。

生臭い?

送別会を兼ねた食事会。そこで、同じ職場の、かなり意外な面々が結婚すると聞き、仰天した。今日ばかりは、食事会に出席して良かったと思った。しかし、その後、彼らとは別のメンバーと顔を合わせる機会を得、そこでうっかり「でもさあ、なんか職場結婚って…

会話体って何だ?

大江健三郎が「会話体を用いると論理的に話を進めることができない云々」と言っているのを思い出し、ここしばらく自分で考えるところの「会話体」を使わずにいるのだけれど、そもそも、「会話体」とは何ぞや? 「っつーかさあ」というたぐいの口語文のことか…

週刊文春4月1日号

一読してみた。おもしろかった。色々なところで興奮した。(徹底検証の項で、ある意味救われた。)しかし、なぜ誰も先週の広告に言及しなかったのだろう。今週号の広告が素晴らしかっただけに、なおさらそう思う。あの文面に触れなければ、この問題は簡単に…

福田和也「晴れ時々戦争いつも読書とシネマ」*5

日々の生活におもしろさを求めようとすれば、そこはやはり(批判はあろうとも)本や映画に頼らざるを得ない節がある。まさか年がら年中旅行に出られるような身分でもないのだし。だから、いきおい、雑誌やネットで繰り広げられる「これ、おもしろいよ」とい…

ふくざつ。

例の記事を読んでみた。(週刊文春「田中真紀子氏の娘を巡るゴシップ」。)「ふう」と溜め息をつきたい気分だ。「権力の行使」なんてギョウギョウしい言葉を使うまでもない内容。ただし、文春側から「こんな内容でも読者は商品として認めてくれるだろう」と…

せいじひはんふしん、とか。

確かに言われてみれば“おかみ”への批判心というのはものすごく弱いかもしれない。今読んでいる福田和也の本に「刀狩りをされきってしまったわれわれ日本人」なんて記載があった。ついでながら、「晴れ時々戦争いつも読書とシネマ」というこの本では、2002年…

星野君による「週刊文春」考

Web

ここら辺の言説はまあ今の心情とも合ってて「おもしろい」っす。星野智幸「言ってしまえばよかったのに日記」から。 まるで子どもを叱るような言い方になるけれど、していいことと悪いことの区別がついていない。それでもメディアには「とにかくやった者勝ち…

いろいろ考えた。(私も世間知らずです。)

別に「週刊誌いらない」なんて思わないけど(むしろ好きっす)、今回のアレはやっぱりセンス的にアウトだと思う。「文春だから何してもいいんだ」的な権力行使の方がよっぽど不快。そして、今回の「つまらなさ」に対する論じられなさ加減が二重に不快。つま…

こういうおもしろさは好きだ。

Web

あーあ。消されちゃってる。茂木健一郎という人を考えるのに絶妙のサンプルだと思ってたのに。あ、何のことかというと、今回の週刊文春問題について彼が「クオリア日記」で言及してた箇所のことです。えーと、いちおうコピーしてたんだけど、これじゃあ使え…

徹子の部屋:ゲスト「よしもとばなな」

徹子「じゃああなたけっこう前向きなのね」 ばなな「はい、そうです」 徹子「そうは見えないけどねえ」 ああ、これでまた真秀子さん気を落とさなきゃいいが、と真剣に思いました。日記では、そうとうこの収録にエネルギーを使ったと書いてましたが。

斎藤美奈子「文学的商品学」*6

小説をストーリーやテーマではなく、そこに出てくる「商品」に眼目を当ててる評論集。と、試みとしてはパッと見面白そうなんだけれど、個人的には取り上げられている小説に縁がないものが多く、あまり深く入り込めず。渡辺淳一「失楽園」か。読んでないから…

明日は歯医者に行くかもしれない。

「Tomorouくん、なんか顔疲れてない?」 「いやあ、実は口内炎になっちゃいましてね」 なんという会話。相手は聞いてないのにというのに。しかし、そんなデリカシーなんてふっ飛ぶこの痛さ。口内炎。こんなに、持続して痛むものだったとは。おとといから、で…

男が怒鳴り、茶碗が割れる。

賽銭を入れなかった罰でしょうか。帰りの電車で成人男性二人の喧嘩に遭遇し、かなりドキドキする。「ぶつかっといてシカトしてんじゃねえよ」「おまえほんとに日本人か?」「首吊って死ね」。あまり、声に出して言ってほしくない日本語でしたね。そして帰宅…

何も起こらない一日。

靖国神社に行ってきました。まあテロが起きる前に一回くらいは見とこうかなと思って。戦争つながり。関係ないか。要するに、桜目当てで行ったのです。でも、さすがに早かったですね。蕾さえつけてなかった。近所の桜はもうちらほらほころんでるのですが。巨…

再び文春のこと

もし、件の田中真紀子の娘を扱った記事が面白かったら、それなりに私も憤怒したろう。しかし、事実は、そうじゃないんだろ。どころか、ベクトルは完璧な逆をゆく「つまらなさ」。怒るなら、その「つまらなさ」をこそ怒ればいいのに、なんでだろう、今回の裁…

週刊文春出版禁止命令

6時半起床。シャワーを浴び、さて、朝ごはん朝ごはんと食卓についたところに、テレビから「週刊文春出版禁止」の報が流れる。ただ単に、普段慣れ親しんでいる対象が、朝一のニュースに登場したことに興奮を覚える。最近ならまずはじめに「鳥インフルエンザ…

池田晶子「新・考えるヒント」*7

各章のタイトルを「考えるヒント」から拝借したという、全編これ小林秀雄に捧げるオマージュ。間断なき思考の連打に、読者はただ酩酊するより他にない。単なる時事を扱った雑文より、このような「創作活動」にこそ本領を発揮しますね、池田さんは。文章の筋…

午前8時の東西線で

本も読まずにぼーっとしていたところ、突然、隣の人が激しくぶつかってきた。なんだなんだ、急停車か? と思ったのもつかの間、その人が、床に仰向けになり、手脚を痙攣し始めたので、場は騒然となった。正直、ちらと「サリン事件」のことが頭をかすめた。結…

森美術館へ行ってきた。

渋谷で用を済ませたあと、時間が余ったので、さて恵比寿に行こうかそれとも六本木かと迷った挙げ句、まあ今日は天気もいいし、展望台からの景色を眺めるのもまた乙かなと思い、恵比寿乗り換えで六本木へ。 ああ、駅の通路にあった村上隆の絵がいつのまにか撤…

役に立たねど・・・

買ってしまった。「噂の眞相一行情報大全集」。1090円。安い。本屋で立ち読みして、電撃に打たれた。これは買わねばと。いやそんなものすごい高尚な本とかそういうんじゃないです。むしろその逆。下世話の極致。でも、ないか。例えば、 竹下景子と桑田佳祐が…