岡留安則的日常

「追悼! 噂の真相」2004年2月「編集長日誌」より。

『噂真』で何かと取り上げることが多い、『噂真』好みの作家といえる岩井志麻子中村うさぎ西原理恵子に『新潮45』の中瀬ゆかり編集長を加えた4人組から「オカトメ、これから私たちを接待しろ!」との指令電話が入る。世にも恐ろしい猛女タイプの4人組、しかも皆酒がかなり入っている様子。おまけに『噂真』で最近ネタにさせてもらっている面々だけに激しい抗議も予測される。決死の覚悟で、しっかりとインスタントカメラだけは片手に指定された呑み屋に単身で乗り込む。しかし、会話の内容は結構マジ話で、しんみりさせられ、あの西原が涙目になるシーンも。それでいて露悪的なバクロ話が飛び交うところがこのメンバーのスゴイところ。スキャンダル雑誌編集長としては、おいしいゴシップ話の宝庫だったので、気をよくして、4人組をホストクラブに案内し、接待。ま、安いものである。ハハ。

 関係ないけど、この雑誌ではやたらとナンシー関のカラオケ話が出てくる。そんなに、上手かったのか、カラオケ。<体全体がスピーカーという感じで、圧倒されちゃいました>とは高橋春男の弁。うーむ。