2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Yonda時計がやって来た

(正確にはYonda?リストウォッチ。)わー、かわいいと何の躊躇もなく叫べるような代物です。新潮文庫の応募マークを、来る日も来る日もちょきちょきと50枚集め、応募してから4ヶ月後にやって来ると言われておきながら、その実、1ヶ月にはもう届いていると…

置き換え自由

昔、小泉今日子と永瀬正敏が離婚をしていなかった頃、ということはつまり、渡部篤郎と村上里佳子も離婚をしていなかった頃、ナンシー関が、どうして永瀬正敏・渡部篤郎・浅野忠信を好きだという人たちはどこか自信満々な雰囲気を漂わせているのだろう? との…

ダ・ヴィンチ展(@上野)

撃沈……。人びとの頭越しに、馬の脚らしきものしか見えなかったです。なんだい。1400円も払って人の頭を見に来たんじゃないやい。というような抗議の暴動でも形成されるかと思いきや、そんなことは、あらかじめ入り口で荷物チェックが行われていたくらいだか…

海野弘「二十世紀」読了

うん、やっぱり読みやすかったですね。海野弘版「二十世紀」。それはもちろん、つい先頃、橋本治版の「二十世紀」を読み終えていたからに他ならないのだろうけれど、それだけではなく、十年ごとに区切るディケイド法式というのが、実のところ、自分の考えに…

「老人力」補足

昨日の捕足です。大江健三郎の語る「老人力」について。 さて、二十一世紀日本語の辞書を自負する『広辞苑』が採用しなかった言葉として、それが良識だとは思うけれど、残念なのが「老人力」です。 今年の成人式でも、全国で、若い日本人にこうあってほしい…

大江健三郎の嫌いなことば

美しい国 凜とした 鳥肌がたつ 〜力 「大江健三郎、106の質問に立ち向かう」より。 んん? 大江センセイ、たしかまえに、「老人力」ってことばは粋だって誉めてたような……。と思ったけれど、そもそもこの「老人力」ということば自体が、「〜力」なることばへ…

「スピリチュアル」ってどう?

まだまだ「大江健三郎 作家自身を語る」読み中。 氏は、テレビにおけるスピリチュアルな「人気者たち」にあまりいい感情を抱いてないようです。その際に提出される、子供の頃おばあさんから聞いたエピソード、というのが、まあなんというか、グロテスクの極…

海野弘「二十世紀」購入

海野弘著「二十世紀」を購入。「陰謀の世界史」「スパイの世界史」「ホモセクシャルの世界史」シリーズの最新刊。つい先日、橋本治の、同じく「二十世紀」なる本を読み終えたばかりだから、それなりに下地は出来ているのではないかと。橋本版は1年ごとの編…

雪が降ると昂奮する

「大江健三郎 作家自身を語る」読み中。 「万延元年のフットボール」の鷹四と同じように、夜中、誰もいないのを見計らって、30代の大江健三郎は雪の中を素裸で転げ回ったことがあるそうです。 『万延元年のフットボール』の、鷹四が大雪の夜、素裸になって庭…

「大江健三郎 作家自身を語る」を買ってきた

なるほどなあ、と感心するのは、流行っているから、という理由ではないのだろうけれど、「大江健三郎 作家自身を語る」という聞き書き形式で記された本がひじょうに読みやすいということです。といっても、まだ買ってきたばかりだから第1章しか読み終えてい…