ダ・ヴィンチ展(@上野)

 撃沈……。人びとの頭越しに、馬の脚らしきものしか見えなかったです。なんだい。1400円も払って人の頭を見に来たんじゃないやい。というような抗議の暴動でも形成されるかと思いきや、そんなことは、あらかじめ入り口で荷物チェックが行われていたくらいだから無理だったのでしょう。手塚治虫の「ばるぼら」によると、1974年に来た「モナ・リザ」の際には、その人気に嫉妬した女性によって絵のガラスにカラーインクスプレーを掛けられたというエピソードが付随されたとかされなかったとか。なるほど。なればこその荷物チェック……。いや、でも、ちょっとそこいらにスプレーでも振り撒きたくなるような人が現れるのも、わからなくはないような……。つまり、今回は、こちらの「人混み忌避センサー」の大チョンボ。自己責任で、猛省です。
(と、書いていて、どうでもいいことを思い出したのだけれど、「ドラえもん」の「つづきスプレー」って、この「モナ・リザ」スプレー事件から想を得たんですかね? あの、絵や彫刻にスプレーを掛けると、つづきのシーンが見られるという道具……。)
追記:どうやら、例の事件は、「嫉妬」とは関係なさそうです。
 http://ch02640.kitaguni.tv/e138590.html

ある程度大きく報道された「モナリザスプレー事件」にも実は背景があった。フランスから絵画「モナリザ」が来ることになったとき、大混雑を予想して当局が車椅子と乳母車は入場を禁じたのが発端だった。

さらに追記:うううう。がらがらだ。うらやましい・・・・・・。
 http://www.asahi.com/culture/update/0617/TKY200706170148.html