2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

男の手料理

知人(女性)が「あたし、ケンタロウってちょっと苦手」とのたまうので、 「へー、なんでなんで」と尋ねたところ、 「だって、手が毛深いから」 なる答えが。 それは、不可抗力でしょう。 第二次性徴を終えた男の腕に生える毛に何の罪もあるまいに。 「でも…

国際フォーラム17時

東京駅地下からエレベーターで地上に出ると、そこは一面、若い少女たちで埋め尽くされていました。なんだなんだ、と面食らっていると、そこかしこに、黒地に白く「渋谷すばる」と文字を打たれたカバンを肩に掛けている女の子たちがいます。ははあ、これは、…

おすぎの気配り

昨日家に帰ったらテレビで「さしのみ」をやっていたので、何となくそのまま見続けてしまいました。 ゲストはおすぎ。 みのもんたが「(僕は)芸能界でひとり嫌いな人がいるんですよねー」と言うのに、間髪を入れず「別に訊かないけど」と返した時のニュアン…

ドラえもんポロシャツ

今月の「装苑」に、ドラえもんのシルエットを左胸にあしらったビームスのポロシャツ(及びラガーシャツ)が載っています。ビームス30周年による特別コラボレーションらしい。ふだん、雑誌を眺めていてもあまり物欲は刺激されない方なのですが、これは、明確…

3匹の蛇

何て言うんだったかな? ほら、あの、3匹の蛇が互いに尾っぽに噛みついて1個の輪っかになってるやつ。「ちびくろさんぼ」に登場する4匹の虎みたいな。「ウロボロスの蛇」で、正解でしたっけ? 間違って「ウロボノス」とか覚えてたりしたけど、そもそも、…

ラジオ録音

最近は土曜深夜1時から始まる古田新太の番組を聞くのが習慣になってます。文春で小林信彦が熱烈に褒めているのをきっかけに聞き始めたのです。 昨日のゲストは銀杏BOYZの峯田和伸。今度出版される本からメンバー間の“きずな”に至るまで、ふだんなにげに生活…

松浦理英子/ネオテニー

ある種のセミが7年経って地上に出てくるように、そろそろ松浦理英子の新刊が書店に並んでもよさそうな気がします。前作「裏ヴァージョン」が2000年10月刊だからね。今年くらい、もしかすると、もしかして……などと、淡い期待を寄せてしまったりします。なん…

天井修理中

別に最上階にあるわけではないのに、先々月か先月あたりの大雨の際に、部屋の天井から雨が漏れるようになってしまった。まあ築30年以上のマンションだからね。仕方ないと言えば仕方ないっす。それだけ、今年の大雨は破格だったとも言えます。ちなみに、上の…

モスラの歌

この前、BSのザ・ピーナッツ特集を見ていて思った。 「モスラの歌」を聞くと、異様に恐がる子供っていますね。あれは、なんなのだろう? 歌詞の意味など決して取れる筈ないのに。平成18年の現在、ザ・ピーナッツの「モスラの歌」にどれくらいの知名度があ…

奇子、ばるぼら、箱男

手塚治虫の「ばるぼら」で、登場人物のひとりが(人じゃないけど)安部公房「箱男」に言及しているシーンがあります。記憶によると、確かこんな具合に喋ってました。グラスを手にした髪の長いスレンダー美女を想像されたし。<安部先生の「箱男」読んだわ。…

5冊買った

「ゆれる」の監督、西川美和が8月19日の読売新聞夕刊でこんなことを言ってます。 (今年の夏はまず読書。)週に5,6冊は読んでます。 へえー、すごいなあと素直に感心しましたね。自分なんか、週に1冊が限度だもんなあ。しかも、別にテーマに沿った読書な…

「遠い山なみの光」

所用で渋谷に寄った際にブックファーストで見つけた本。カズオ・イシグロのデビュー作です。 「わたしを離さないで」や「日の名残り」が面白かったから、ずっとずっと探してたんですよね。でも、いつも行く書店では扱ってなかったから、こうして出会えて喜ん…

「細野晴臣インタビュー」

細野晴臣といっても、あまり世代的に慣れ親しんだ存在ではないんですよね。強いていえば、ローソンの森高千里とのCMくらい? あと、タイタニックの孫って知識とか。YMOっつったら、もうサブカル史の中でしか接せないくらいだし。 だから、地元のヴィレ…

本音街の刑事

「本音街」。それは、町田康が作り出した架空の街。ここではみな、建前などかなぐり捨てて、本音でしか会話をしないという場所だ。 行ってみたいなー。行って、本音をぶちかましたい。というより、あのつよい人や、あのかしこい人を、ここ本音街に放り込み、…

ペンの持ち方が思考を左右するって話

あ、いや、橋本治の本で読みましてね、ほんとうのところどうなんだろうって試してみた次第なんだ。 まあ、パーソナルな状況では、通常とは違うペンの持ち方でも構わないのだけれど、パブリックな状況では、大多数の人が支持している持ち方のほうが都合がいい…

「叶えられた祈り」

秋公開の「カポーティ」に向けて、新潮文庫が続々と放っている関連本の1冊。つーか、これは映画で扱われている「冷血」の後日談に属する作として捕らえるべきなのかな? トルーマン・カポーティの未完の遺作。待ってましたよ刊行を。長らく絶版状態だったん…