2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ちょっとした語り

孤独を恥じない、といいつつ、それが直に価格査定につながる気がして、なかなか孤独を受け入れることができない。という面もあるかもしれない。(といって、ほらやっぱり受け入れられない。)

表記問題

問い:正しい綴りに丸をつけよ。 A.新興住宅地 B.振興住宅地 「新興宗教」の字面を見慣れた身にとっては「A」になってしまう。どっちなんだろう正解は。現在「ややBより」といった感じでいまいちわからずじまい。

規制緩和

丸谷才一が嫌うチョンチョン括弧は、どうしても音で考えると使わざるを得なくなる局面が生じるので、解禁。目でものを考えるひとには不快なんだろうが。

ぐわしのデフレ

本屋に行き、ちょっと驚く。「ユリイカ」の特集が楳図かずおになってる。つい先日も河出書房新社から楳図かずおのムック本が出ていた。何があったのだろう。近々新作の発表でもあるのか。そういえば今日の「笑っていいとも!」にも楳図かずおは出演。(一応…

梅雨の晴れ間に犬がくる

生後5か月の柴犬がケージの中でじっと我を見る。うわー。ちっちゃい。しかも柔らかい。名前は未定。どうしようか。何か和風のをつけようとさんざ頭をしぼってるのだが。ちなみに付近の柴犬の名前を列挙してみると・・・ジョン、ゴロンゴ、ナナちゃん、リュ…

振興住宅地に育った自分を安部公房になぞらえるセンス

会田誠少年の趣味はストリーキング、女装、道に落ちているガムを拾って「うめぇ〜」と言って食べること、だったそうな。加えて、下水に流れている水を「ああ、喉が渇いた」と言って飲んでたとか。うーん。どこまでが本当か。案外「全部ほんとにきまってんだ…

またもやの感

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040629-00000066-mai-soci 野沢尚自殺(ちなみに氏の作品は未見)の報に触れ、あれと思う。つい先日、新聞にインタビュー記事が載ってた筈なのに。つまり、そこから自殺するようなそぶりはまったく見られなかったのに。…

犯行現場

渋谷駅構内はすごいひとだかりで、ふむ、先日ここでピストルで撃たれた駅員がいるんだよなあなどと思いながら歩を進める。そのときはまだ犯人が捕まってなくて、もしかすると、もしかして、もしかするかも、などと95年のオウム事件のときのようなプチ恐怖心…

橋本治「戦争のある世界」を読む

「ああでもなく こうでもなく」シリーズの4作目。しょっぱなから“「老い」とはギャグである”なんてフレーズに出くわし、もう、相変わらず笑わせてくれるな、橋本さんは。以前の本では、政治ネタを飛ばして読んでたのに、今回は通読できました。まあ今とも密…

独壇場は困るよ

橋本治は、思いつきでものを言う上司には「まずは態度で呆れたと示せ」と言ってるよね。でもね、それ実際にやるとなったら、ものすごく難しいと思うんだ。だって、例えば上司とカラオケ行って、その唄いっぷりに呆れる、なんてことできないもんね。「わあ、…

昼休みの漫画

「最強伝説 黒沢」3巻を借り読み。うわー、けっとうだ。けっとうだ。・・・思えば、1巻から順当に主人公黒沢の世界は広がっているのですね。「最強伝説」の名に恥じない展開。個人的には、学校に行かない息子を心の中で叱りつつも、外面はかなり愛想のいい…

ノスタルジア

今となっては懐かしい。15年前、「ちびまる子ちゃん」がアニメになるというニュースはかなりの衝撃だった。(フジテレビ、おいしいとこに目を付けたなあ、と。)そしてその後当然のようにヒット。エンディングテーマ「踊るポンポコリン」もミリオンセラーと…

学会顔

先々週の週刊新潮で、池田晶子が困惑していた。「新・考えるヒント」が学会員専用の雑誌で褒められていた由。「信仰する、ではなく、信仰するとはどういうことか、について書かれている私の本が、どうしてあのひとたちに理解されたのだろう」と。そこで思い…

ひっかかり

あるひとのことが、とても気に喰わなくて、なんだか落ち着かない。別に、日常生活を共にしているわけではないからいいといえばいいのだけれど、よくいう「のどの奥に刺さった小骨」の如く、ひっかかりを感じる。困ったものだ。自分のこころと、折り合いがつ…

「子猫をお願い」

http://www.koneko-onegai.jp/index.html 「サンデー毎日」で中野翠が紹介。監督は69年生まれの韓国女性。「4人の食卓」にもチトこころ惹かれる昨今でありますが(仕事帰りに行きたいのだが、寝てしまわないか心配)、これは、それ上回っているかも。見た感…

りえ蔵再訪

http://www.toriatama.net/riegura.htm 日々まんが#19−2に福本伸行が出てるよ。2001年春の時点で、福本伸行ってサイバラがうらやむほどのブレイクを遂げてたんだ。知らなかった。(あくまで、男子限定のブレイクのような気が。)

ふたたび「黒沢」

「最強伝説 黒沢」2巻をぱらぱらと。1巻は(当たり前だけど)単なる布石でしかなかったのだね。いやあ、個人的にはこっちの方が断然面白かったなあ。つまり、1巻では、そのほとんどが黒沢44歳独身のモノローグで埋められていたのが、2巻では、まわりのひ…

最後に

ASIN:B0001ZX68M ASIN:B0001W8JHS ブリット・ポップのドキュメンタリー映画「live forever」。来月3日よりシネマライズでレイトショー。オアシスやブラーへのインタビューが主となってるらしい。にしても。すごいなあこのラインナップ。と、サントラの曲目…

もう寝ます

今週は、毎日7時間睡眠を取ることを目標とする。

ちょっとだけ語り

http://d.hatena.ne.jp/Tomorou/20040619#p5 チョンチョン括弧を使わずに文章を書くのは、なんだかこそばゆいです。

停電まで出番なし

アロマキャンドルと勘違いして、無印良品で、ふつうのキャンドルを買う。250円。キャンドル自体に、いい香りはついているのだが(なにせパームオイルで出来てるくらいだし)、火をつけても、その匂いが拡散することはなく、ただ素直にキャンドルの役目を果た…

「ドリーマーズ」 

http://www.the-dreamers.com/ http://www2.foxsearchlight.com/thedreamers/ 「キネマ旬報」の座談会を立ち読みした限りでは、これまたかなり面白そうな映画でありますね。舞台は1968年の巴里、アメリカ人留学生のマシューが、美しき双子姉弟と性のアバンチ…

領域侵犯

「岩手大名誉教授 訪問販売員に切り付ける 口論、日本刀振り回し」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040620-00000022-san-soci すごいニュースだなあ。83歳、ってとこが何気にこちらのツボを突くね。日本刀を常備してたんだ。よっぽど腹に据えかねたの…

積み重ね

西原理恵子の漫画になぜ人気が集まるかという問いに、「情熱大陸」ではさりげなく「彼女にしか描けない漫画を描いているからだ」と答えていたような。ふーむ。そこで思う。西原理恵子の行動原理に、ほかのひとと同じことをやりたい、というのはそもそもない…

もう寝よう

ピンとくる映画が最近ないなあ。明日はどうしようかなあ。

記号自主規制

丸谷才一の「ゴシップ的日本語論」を読んで、チョンチョン括弧(“”)を無意識につかうことができなくなってしまった。だって、丸谷氏、こんなこと言ってるんだもん。 「厳密にはそうではないけれども、しかしまあ、こう言ってもいいか」とか、こういっては言…

否定形多出

またも「Cut」の話題。「スチームボーイ」関連で大友克洋がインタビューに答えてる。いや、これがまた、かなりのネガティブオーラに覆われてて。インタビュアーが期待している流れに、意地でも持っていくものか、という、ある種の使命感が漂っているような。…

やっぱりかっこいい

観たよ。ようやく。「情熱大陸」の西原理恵子。はじめて声を聞いたよ。「こういう声だな」なんて予想していなかったにもかかわらず、その声を聞いて少しも違和感を感じなかった。伊集院静が「彼女は外見も内面もべっぴん」なんて言ってて、ふーんと思う。漫…

ちょっとだけ語り

上の「Cut」(特集・映画はマンガだ!)や「ぼく、ドラえもん。」を読んで、ああ、やっぱり私はいまだ漫画というジャンルに惚れてるんだなとの思いを強くする。まあ、別に、それでもいいか。離縁しても、ときどき会うくらいは法律で禁じられてるわけでないし…

「茶の味」

http://www.chanoaji.jp/ 新聞に書かれたカンヌでの評判や、「Cut」の紹介記事を読んだ限りでは、この「茶の味」ってのはたまらなくおもしろそうな映画ではあるな。石井克人監督、タランティーノの「映画は宇宙だから」発言に「あ、それもありか」とタガが外…