2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

週刊新潮

池田晶子が「19歳芥川賞作家」なるものを話題の切り口に利用しているのも見て、最初「うーん・・・」と唸ったものの、書いてあることは、別段、ふだんと変わることのない(そして結局芥川賞作家そのものには触れない)、「言葉は価値そのものである」という…

「百年の孤独」読了

とりあえず、報告まで。読み終えた直後に思ったこと。ガルシア=マルケス(間に入るのは「・」ではなく「=」らしい。池澤夏樹が「世界文学を読みほどく」で口を酸っぱくして言っていた)は、まだ生きているのだろうか? 何だか、本読み自体に疲れたので、し…

今日の立ち読み

地元の書店に、先日触れたムック「養老先生と遊ぶ」が山積みになっていたので、どれどれと、恐いもの見たさでページを繰ってみる。養老孟司に、「今一番会いたい女性は?」との問いを発したところ、間髪を入れず「高橋留美子」との答えが返ってきたので、目…

似てない自画像

今日の読売新聞夕刊に、「失踪日記」の紹介と共に、著者吾妻ひでおの顔写真が載っていた。学者然とした、あまり愛想の良さそうでない、どことなく中年期の富永一朗を想起させる口ひげを生やした太ったおじさんだった。同じページに載っている、ニコニコ顔の…

唾も出ない

雨の日の後の花粉はかなり来る。職場に着き、マスクを取ったところで、思わず大きな溜息が出てしまい、「どうしたの?」と周囲の人間に心配された。「百年の孤独」読み中。雨は止み、干魃になる。双子は小さいときと同じようにそっくりの姿で共に死に、ホセ…

マコンドの雨

みのもんたの番組が朝から始まっているのを知り、母親にその旨を伝えたところ、実に嬉しそうな顔をしていた。みの教は相変わらず健在なのだ。「百年の孤独」読み中。メメ・レナータ・レメディネスの恋人は鶏泥棒と間違われて半身不随になり、元気の固まりだ…

トップランナー他

ボディコンバットを懸命にこなしたせいで、あまり泳ぎに専念できず。花粉による鼻づまりも原因だったのかもしれない。その後家でしばし休み、図書館へ。池澤夏樹の「世界文学を読みほどく」で紹介されていたトマス・ピンチョンの「競売ナンバー49の叫び」を…

チェック本

毎日新聞の読書欄で、中村桂子が「複雑な世界、単純な法則」なる本を紹介している。マーク・ブキャナン著。草思社刊。 普段は、世の中複雑だと思っているが、このように意外な狭さを実感させられることも少なくない。そして、偶然にしてはできすぎているとふ…

書店で15分

オアゾ丸善のマンガコーナーに行き、「ドラえもん」プラス1が山積みになっているのを見て、へぇと思う。正直、激しく購買意欲をそそられるも、本棚に入れるのにためらいを感じ、結局買わず。吾妻ひでお「失踪日記」も同じように山積みにされていて、これは…

朝9時半

リップスティックを家に忘れ、仕事の途中、近所のローソンの寄るが、好みの製品が置いていない。どころか、驚いたことに、メンソレータムのパクリだとずっと思い込んでいた、ネイティブアメリカンの子供を商標としているメンタームしか存在していない。コン…

週刊新潮

福田和也が絲山秋子の「逃亡くそたわけ」を紹介している。彼女は、小説で使う曲のセンスがよいとベタ褒めだ。ちなみに、今作ではTheピーズの曲を使っているとのこと。締めくくりも素晴らしいと絶賛。題名についての言及はされていなかった。 来週半ばに、新…

禿恐怖

禿恐怖というのがある。高校時代、東西線車内で村上春樹の「日出る国の工場」を読んで、その恐怖に拍車がかかる。要するに、禿そのものへの恐怖ではなく、父親が禿げている人の9割が抱くであろう恐怖なのだが、その恐怖が、生活習慣だけでなく、内面規制にま…

イノセント憧憬

自分の、政治的信条を詳らかにすることに臆病だ。政治的、といっても、支持政党を明らかにするといったものではなく、もっと生活に密着した政治的信条のことだ。だから、その手の人間が、疎んじられずに(多少は疎んじられているところはある、と見ているの…

弁護・申告

こういうことを言ったら、必ず相手がむかっ腹を立てるだろうということを、必ず言う人間がいて、以前なら、この人物とはまったく接触がなかったのだけれど、最近、どういう具合か、やたらとこの人物と顔を合わせる機械が増え、少々困っている。自分の失敗を…

微熱移動

仕事から帰って、熱を測ったら7度3分あった。まあ、それで当然だろうというべきだるさだったので、特に驚きは感じず。そのまま夕食を食べ(帆立御飯)、新聞を読み(西沢裕司被告無期懲役)、笛を吹いて(シチリアーノ)、再び熱を測ったら6度6分に下がっ…

続・花粉

外は雨なのに、鼻づまりは治りません。ぐずぐず。我が職場でも、マスク人口が連休明けにぐんと上がって、ああ、この苦しみを味わっているのは自分だけではないのだなと思いつつも、それでもやっぱり職場ではマスクをつけないのでした。だって、なんか、今さ…

「エターナル・サンシャイン」

面白かったっすよ。ただし、意外に地味な映画でした。どうしてジム・キャリーの左襟が常にセーターから出されていたのだろう? なんてとこにひっかかってちゃ、それこそ製作者の思う壺なのかな。

高橋源一郎「読むそばから忘れていっても」

その、寝付けぬ夜にぱらぱらとめくっていたら、あまりにおもしろくて(加えて、なつかしくて)いつの間にか全部通読してしまいました。ああ、ほんとうになつかしい名前が。吉田秋生の「夢見る頃を過ぎても」とか大島弓子の「綿の国星」とか。なんとなく、文…

薬嫌い

今のところ、まだ薬には手をつけていないのだけれど(花粉症のです、もちろん)、うーん、今期のには、さすがに白旗を掲げざるを得ないのかとしばし苦悶中。昨晩は、鼻づまりで夜1時から眠れませんでした。今日が休日で、ほんとぅぅうによかった。

連休2日目。

いま僕が、嘘偽りなく心の底から望んでいるのは、「団地ともお」4巻が早く書店に並ぶことなのだけれど、う、うーん、まだなんすかねえ。今日、ひさびさに都内大手書店に行って――期待してたんだ、入手できることを――みごとな肩透かしを食らったという次第で…

和田迪子「万能感とは何か」

前に週刊新潮で(多いっすね)中森じゅあんなる人が紹介していた本。といっても、まだ半分も読み進めていません。まあ、今の自分の悩んでいることとちょっとシンクロするかなと手にとってみた次第なのです。えーと、注目すべきは、この本での「万能感」なる…

目が真っ赤です。

朝からあまり赤みが引かない。今日が休日でよかった。

今期最大の鼻づまりに苦戦。

それにしても、30年ちょっと生きていて、未だ人との程よい距離感(間?)というのを会得していないのです。仲良くなりたい、と思いつつ、けれども、ものすごく仲良くなるのは避けたいというか。なぜって、そうして仲良くなり過ぎて、にっちもさっちもいかな…

井戸に向かって

某人に、「これこれこういう次第です」と仕事過程を伝えたのだけれど、彼の人は、まったくの無言で、まるで井戸に向かって声を掛けているかのようでした。ほんとうは、この人と仲良くしたいんだけどなあ。見込みないのかなあ。(バカにされてるのかなあ。)

夫の髪いじる癖、許せない

web

http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20050316sy11.htm へー。みっともないのかあ。知らなかった。気がつかなかった。斯く言う僕も、けっこう人との会話中に自分の髪の毛をいじくりまわすタイプの人間なので。要するに、煙草を吸うわけでもなし、間が持たないか…

WD

毎年、この日になると、「海老で鯛を釣る」という言葉を思い出します。実際、VDよりWDの方がたくさん金が流れているような気がするのだけれど、これはあくまで感覚的なものなのかな?(つーかあくまで男側の意見?)

剛田武くん

へぇ。ジャイアンがゲイだという説が流布されているとは、今の今までちっとも気づきませんでした。まあ確かに、そう言われてみれば、そうかなと肯じざるを得ない側面を彼は持っていますね。つーか、ゲイカルチャーに通底している何かを彼が体現しているとい…

「ふしぎな図書館」読了

むちゃくちゃ懐かしいです。僕は、この元となった短編(というか単に題名を変えただけ?)「図書館奇譚」から「奇譚」という語を知りました。この話、前にもしたかな?

ちょっとした疑問

どうして、地下鉄の終電の時間はあんなに早いのだろう。近所のスーパーマーケットでさえ24時間営業になっているというこの御時勢で、夜12時に「はい、おしまい」というのは、かなり酷な話であるような気がします。タクシー業界を潤わせる為?いや、それなら…

「エターナル・サンシャイン」のサントラを

現在聴いてます。ひさびさに、来週末は映画館かな。