チェック本

 毎日新聞の読書欄で、中村桂子が「複雑な世界、単純な法則」なる本を紹介している。マーク・ブキャナン著。草思社刊。

 普段は、世の中複雑だと思っているが、このように意外な狭さを実感させられることも少なくない。そして、偶然にしてはできすぎているとふしぎな気持にもなる。これを、ただふしぎとだけ思っているのでなく、複雑さと狭さの関係を説明する新しい科学を組み立てようとしている動きを紹介するのが本書である。

 読むかどうかは今のところわからない。ただ、激しく興味を引かれたので、いちおうチェック本のコーナーに入れておく次第。