連休2日目。

 いま僕が、嘘偽りなく心の底から望んでいるのは、「団地ともお」4巻が早く書店に並ぶことなのだけれど、う、うーん、まだなんすかねえ。今日、ひさびさに都内大手書店に行って――期待してたんだ、入手できることを――みごとな肩透かしを食らったという次第であります。雑誌連載を覗くことももちろん可能なのだけれど、それを意識して我慢してるんだ。早く出ないかなあ。表紙のイラストからして、楽しみなんだ。こんな気持ちで書店に足を運ぶの、実に何年ぶりだろう。
 ところで――これは近所の書店で――「QuickJapan」を、今回はじめて買いました。特集マンガ最前線、ということで、ふむふむ、かなり好みのマンガ家が顔を並べているなあ、と嬉しくなって購入したのだけれど、ああ、ここにもきちんと「団地ともお」が登場しているね。ものすごい褒め言葉で(「小田の無類の才」、だそうで)、否が応でもアドレナリンの分泌が活発になります。
 ・・・と、こういう興奮も「万能感」の一種なのかしら?(この「かしら」という語尾の使用は、はっきり藤子・F・不二雄の影響を基に繰り出されています。)違うのかな。「勝者の脚本」「非勝者の脚本」だの――註・昨日の「万能感とは何か」の続きです――なかなか心ざわめかす内容の中を、相変わらず読み進めているところです。