2005-03-23から1日間の記事一覧

禿恐怖

禿恐怖というのがある。高校時代、東西線車内で村上春樹の「日出る国の工場」を読んで、その恐怖に拍車がかかる。要するに、禿そのものへの恐怖ではなく、父親が禿げている人の9割が抱くであろう恐怖なのだが、その恐怖が、生活習慣だけでなく、内面規制にま…

イノセント憧憬

自分の、政治的信条を詳らかにすることに臆病だ。政治的、といっても、支持政党を明らかにするといったものではなく、もっと生活に密着した政治的信条のことだ。だから、その手の人間が、疎んじられずに(多少は疎んじられているところはある、と見ているの…

弁護・申告

こういうことを言ったら、必ず相手がむかっ腹を立てるだろうということを、必ず言う人間がいて、以前なら、この人物とはまったく接触がなかったのだけれど、最近、どういう具合か、やたらとこの人物と顔を合わせる機械が増え、少々困っている。自分の失敗を…

微熱移動

仕事から帰って、熱を測ったら7度3分あった。まあ、それで当然だろうというべきだるさだったので、特に驚きは感じず。そのまま夕食を食べ(帆立御飯)、新聞を読み(西沢裕司被告無期懲役)、笛を吹いて(シチリアーノ)、再び熱を測ったら6度6分に下がっ…