雪が降ると昂奮する
「大江健三郎 作家自身を語る」読み中。
「万延元年のフットボール」の鷹四と同じように、夜中、誰もいないのを見計らって、30代の大江健三郎は雪の中を素裸で転げ回ったことがあるそうです。
『万延元年のフットボール』の、鷹四が大雪の夜、素裸になって庭を転げ廻るシーンは、ちょうど私の家内が実家に帰ってた夜、雪が降り積もって、私は自分でそのまま実験してみた、お向かいの若奥さんが窓からそれを見ていられて、しばらく私には挨拶を返されなかった(笑)、というようなこともありました。
ちょっとやってみたくはあるね。
ちなみに、氏は、同作で谷崎潤一郎賞を最年少(32歳)で受賞、未だこの記録は破られていないそうです。