カポーティ

カポーティ」見てきたよ。あれ、ワーナーマイカルでは上映してないんだね。つまり、割引券は使えず。ちょっと当てが外れたな。まあそれはともかく。フィリップ・シーモア・ホフマンのアップをあそこまでずーっと映画で流すのってはじめてだったんじゃないかしら? ほのかにときめいたりして。ないか。いや、でもいい顔だよね。確かに晩年のカポーティに似てるんだろうけれど(って、実のところ、ほんもののカポーティが動いている映像には触れたことはないのだけれど)、後半になると、素のフィリップ・シーモア・ホフマントルーマン・カポーティとがごちゃ混ぜになってかるく混乱したよ。話については、かなりディープな世界が展開されてるのかと期待してたので、そこらへんは正直ちょっと、あれだ。淡々としてて、上品で、現代という時代に非常にマッチしていたのではないだろうかって感じだったね。途中で出て来る太った眼鏡の青年は、16歳で家族を惨殺した天才児・ローウェル・リー・アンドルーズ? もしそうなら、なんとまあマニアな作りかと感心する。DVDになったらチェックしよっと。次は、ぜひとも「遠い声 遠い部屋」を書いた頃の美少年カポーティをフィーチャーした映画を作って欲しいなあ。って、これ前にも書いたか。あと、今回キャサリン・キーナーを見て、激しく「田中真紀子に似てるなー」とずっと思ってた。どうだろう、これ、けっこう賛同を得られる意見じゃないかな?