ブーム来るかな?

 読むかどうかわからないのだけれど、近場の本屋で最近やたら腰を据えて売り出してるのが、この本、「ダ・ヴィンチ・コード」養老孟司荒俣宏が推薦、なんて文字が踊る。全米で650万部。つーてもいまいちリアリティ湧かず。日本でも、まああれだけやって売れなかったらおかしいな、と思えるくらい強烈に売り出しにかかってるから、たぶん売れるのだろう。角川書店、ウハウハだね。
 昨日の毎日新聞でちょこっと紹介されてた。引用しよう。

 パリにあるルーブル美術館館長が殺される。遺体は、ダ・ヴィンチの有名な素描「ウィントルウィウス的人体図」を模して、両手両足を広げた姿勢で横たわっていた。床には館長が書いたとみられる宗教的メッセージ。館長の孫娘でフランス警察暗号解読官と、事件の暁に館長と会うことになっていた宗教象徴学者が事件の謎の解明に取り組む。犯人捜しの過程で、キリスト受難をめぐる壮大な歴史の暗部が浮かび上がってくる仕組みだ。

 キリスト受難か。やはり日本で受け入れられるのかは微妙かな。(「パッション」はどうなの?)件の本屋では、隣に「死海文書」の本なんて置いてて、盛り上げようとする心意気をびんびんに感じた。ちょっと、興奮した。