しっぽをふる仕事

 パピさん(仮名)はケージに寄りかかってうつらうつらと船を漕いでる。まだこの環境に慣れなくて緊張してるんだろう。横になって寝られない模様。うう。容姿の可愛さ+心情の健気さ、に悶絶。
 というのが昨日の一幕。
 将来わるい犬にならないよう、正直義務としてスキンシップをとっていた節もなきにしもあらず。にしても、まるで全身習字の小筆。やわこいなあ。触り過ぎたら壊れやしないか。と心配してる最中に奴さんプルプルと不器用に尻尾を振る。み。み。み。みごとな仕事だ。清少納言が生きてたら完璧筆をとってたと思われる仕草。
 というのが先ほどの一幕。
 パピさん(仮名)というのはPuppyから取ってて、まだ正式な名は決まってない。あの「我輩」と語る猫みたい。こっちは犬だが。あとホリー・ゴライトリーが飼ってた猫とか。(「ティファニーで朝食を」のヒロインだよ。為念。)にしても、「あおい」ってのはなかなかいいなと思いはじめている木曜の夜。ありがとうですid:akichuさん。「源氏物語」の題から取るといっても「葵」はけっこう埋もれ組だし。さすが目のつけどころが違う。「ノエル」も十分上品ですが。
 そうこうしてるうちに「動物のお医者さん」みたく「チョビ」で決まり! みたいな状況になるのか。まあ「チョビ」も十分かわいいけど。あとしばらく検討してみるつもり。宮崎あおいも評判いいしね。