3巻読了

 というわけで、「双調平家物語」3巻を読み終える。この巻は、天武天皇による壬申の乱、および持統天皇による大宝律令制定に眼目が置かれていた。特に、持統天皇の強靱なパーソナリティーは、まさに「女帝」と呼ぶに相応しいもので――と書いたところで、「女帝」という単語を辞書で調べてみたら、別に、パーソナリティーに関する記載はされていなかった。「女帝」というと、ぼくの中では、「強い」というイメージがついて回るのだけれど。(つまりはこれも逆差別か。)