週刊文春1月22日号

 今週号は面白かったなあ。金日成の後継者問題とか。まあ私ひとりで面白がってた節もあるのだが。例によって疲れたからね、木曜・・・。でもけっこう本気でヒット。以下メモ。
いしいひさいちの小泉参拝ネタ
「あの元旦の靖国参拝は失敗だった」「イラク自衛隊員が戦死してから参拝すればウケたものを」
宮崎哲弥の学習帳「結婚のすべて」
 猫十字社小さなお茶会」を<結婚はいいもんだ>の白眉とし、小倉千加子「結婚の条件」を<結婚は人生の墓場>の指標とする。どっちも未読なんだけど。でも“なんとなく”わかるねどういう本か。けらえいこ「7年目のセキララ結婚生活」も入ってる。<超リアル。こんな日常に幸せを見出せるか否かで、結婚の向き不向きが判定できます(ある程度)。>もちろん酒井順子「負け犬の遠吠え」も<結婚は人生の墓場>次点に入ってます。
・家の履歴書「高島礼子
 この人の、異様に歌がヘタな理由が判ったような・・・。
阿川佐和子対談「南伸坊
「こんなこと伺うのはなんですが、エラが張ってることで、いじめられたり辛い思いしたりってことは?」
「(即答で)ないです。うちの親父もものすごく張ってたんですよ。しかも(頭部を指して)こっちも張ってて、もう真四角。頑丈な下駄みたいな顔で。親父が気にしてたら違っていたかもしれないけど、堂々としてたし。」
・著者は語る:村上龍13歳のハローワーク

 この本が注目されるかどうかが、日本人が変化を受け容れ、個人として仕事のことを考えようという人がどれくらいいるかという一つの試金石になるのではないか。一週間で十万部売れたというから、危機感を感じている人は少なくないんだな、と思います。

 村上くんは、ほんと商売うまいねえ。