高橋源一郎「さようなら、ギャングたち」*8

 英訳記念、ということで初読み。高橋源一郎の輝かしきデビュー作。もっと難解な話かと思ってたのに、意外にオーソドックスでしたね。空白が多くて、すぐに読める。まるでマンガだ。ひりひりするような哀しさに溢れて、ああ、これがうわさの「リリシズム」ってやつっすか?