「美しい星」

 吉本ばななは「アムリタ」を書くのに、三島由紀夫の「美しい星」を頭に置いてたとか。岡崎京子のインタビューでそう答えてる。で、今日、その「美しい星」を読みました。自分たちは宇宙人だと主張する家族の物語です。前半は、おもしろかったんだけどなー。ただ、後半の会話のくだりが・・・長い。長すぎる。寿賀子並み。って知らないんだけど。「人は文字のみに生きるにあらず」なんてフレーズが頭に浮かんだ。よく口を挟まずに聞いてられるなーと感心する。大杉さん(52歳火星人)真面目だからね。