高島屋で絵を見る

 千住博展に行ってきた。入り口には、秋元康竹村健一片岡鶴太郎川島なお美田中真紀子の送った花々が所狭しと飾られている。うーん、かなりに、微妙な顔ぶれ。そこでしばし躊躇したのだけれど、いざ入ってみると、けっこう良さげな雰囲気。はじめにウォーターフォールの絵が連続でどばどば置かれる。つまりは滝の絵ですね。横尾忠則が喜びそうな。いまは「Y字路」だから関係ないか。その後は静謐な風景画が多彩な顔で並ぶ。夜の海の絵を前に、確かに波の音を聞いたよ。会場にはずっと妹さん(バイオリニストの千住真理子)が奏でる曲がかかってて、それも、厭味じゃなく、絵と合っていた。「様々な活動をし、最後にはそれらの角が取れて、大きな丸となる」とは本人の弁。パンフレット立ち読みから。記憶違い御免。ちょっと力づけられた。ちなみに。

千住博氏のお名前の「博」の文字には、右上の<点>がつきません

 だそうです。