仰向け犬

「やあ、元気になったかい?」と玄関に出迎えに来た千夏さんに尋ねるも、そのままUターンして自室(なるものがあるのです、一応)に戻ってしまった。まだ本調子ではないらしい。
 ところで、この仰向けに寝る犬の画像だが(http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=5761)、どうなんだろう、「ほんもの」と断定していいのだろうか。生後6ヶ月を過ぎた我が犬千夏嬢も確かに仰向けで寝ることは寝るのだが、その際の前足は、ちょうど「招き猫」状態になっていて、ここで見られるような関節の柔らかさは見られない。関節の柔らかさは、思いきり股関節に適用されているらしく、つまり、毎回、仰向け時には、大股をガバッと広げて寝入っているのだ。先代芽衣さんには決して見られなかったこの所業。下品といえば下品。可愛いといえば、まあ可愛い。(なにしろ飼い主だからね。どんな動作にも目尻が下がるのです。)しかし、はじめてこの寝姿を見た時には、正直、死んでいるのかと思った。