行きの電車で小松成美イノセンス」読了。「経済のニュースがよくわかる本」の著者細野真宏は、案外一筋縄ではいかない人物かもしれない。ちなみに、この本全体を通じて「友達になりたい」と思ったのは宮本恒靖がトップだった。サッカーに関してはまるっきりパープリンなのにも拘らず。
 帰りの電車で小池昌代「感光生活」を読み始める。短編集。読点が多く、大変読みやすい。どころか、身体にしみ込むようなリズムを楽しめる。オチらしいオチがないのも好みだ。ところどころ、川上弘美を思い出す箇所があったけれど、それは単にこちらの読書傾向に偏りがあるからだろう。
広告批評」を購入。表紙に安野モヨコのイラスト、特集「高橋源一郎と若手作家たち」。ダブルパンチだ! しかし、安野モヨコがこの特集にどう関わっているのかはちょっと「?」。