「RIMPA」雑感

 で、結局「琳派」というのが何だったのかはいまもって分からず。村上隆知名度アップに貢献した横文字「スーパーフラット」ってやつか? と思ったけど、それも違うらしい。まあこの展覧会じたいは(繰り返すけど)ほんと、おもしろかった。解説の文章がノリノリで、企画側が楽しんでいる、つーか気合い入れてるのも伝わってきた。まあ金を払うだけの価値はあったな。  
 おもしろがりついでに、自分でも知ってる尾形光琳「燕子花図屏風」を根津美術館に見に行こうとしたのだが、残念、これは平成17年の秋まで見ることが出来ないらしい。現在修復中とのこと(→)。うーむ。絶対、「RIMPA」展からのオファーはあったと思うんだよね。それと関係あったりして。ってこれもまた穿ちか。
 関係ないけど、「RIMPA」展にはやたらと派手な服装の青年が多かったです。派手というか、目立つというか。フリルの付いてるエメラルドグリーンのシャツなんて、ふだんお目にかかれないもんなあ。膝まで丈のある民族服、とか。概して女性が全員シックな服だったのに。一瞬孔雀かと見紛うようなカップルも。いやあくまで服限定の話だが。