ルビのあるなし

 毎日新聞連載、西原理恵子の「毎日かあさん」が今週から月曜連載になった。それに伴い、かどうなのかは知らないけれど、「西原理恵子」の横に、小さく活字で「さいばら」とルビが打たれるようになった。あらら。なんだか少し恥ずかしい。他人事ながら、照れてしまう。そういえば、読売新聞連載、けらえいこの「あたしンち」にも、こうした突飛なルビがたまに出て来る時がある。手書きの効果音の横に、小さく活字でルビを振るとか。美意識も何もあったものじゃないね、作者はこの手のよけいなお世話に文句を言わないのかな、とそういうのを見るたびに思っていたのだけれど、「西原理恵子」の横に「さいばら」とルビを振る横暴にはさすがに及ばないか、と一瞬達観したような気に。
 ところで(以下関係ない話)、西原家で飼われていた柴犬の桃は、現在アシスタントの愛ちゃんちで幸せに暮らしているらしい。そうだよなあ、ここんとこ出てこなかったし、まさか……やられちゃったかなあと少し心配していたのだけれど、いや、よかったよかった。ほっとした。というわけで、今週のオチには十分笑えた次第だ。(ちなみに、朝の連続テレビ小説「ファイト」はまだ視聴していない。西原理恵子がイラストを描いているという話なのだが、どうしても、録画するほどの意欲が湧いてこないのだった。)