ミッキーマウスのプロレタリア宣言

うわーい。アジテートされまくり、っと。

この国の文物は、自分たちが犬やネズミであることを隠し、
あるいはゴマかして癒し、忘れさせるためにある。
だから思想や学問研究だけでなく、小説、アート、音楽から、
新聞、雑誌やマンガ、テレビ、ネット情報にいたるまで、
その表現にはなにかしら人をたぶらかすような
「卑しさ」がこびりついて離れない。

我らに残された最後の希望は、あとがきに記された、この「声」にあるのでしょうか?

自分の声を代理店に売りわたすな、何よりも言いたいことはこのことである。

金井美恵子「目白雑録2」で取り上げられていたのをきっかけに読みました。
(はじめは、村上龍玄田有史批判本かと思って手を出したんだけどね……。)

ミッキーマウスのプロレタリア宣言

ミッキーマウスのプロレタリア宣言