なんか「魂萌え」の評判がよかった

 なんだか自分の周りでは、やたらと昨日終了したNHK版「魂萌え!」の評判がよくてねえ。んー、でも見なかったんだぼくは。星野智幸が10月23日の日記で「映画版の方がずっといいよー」と嘆いていたのにかるく影響を受けて。まあそのほとんどが原作未見(もちろん映画も)状態で好意を抱いたらしいから、それはそれで全然いいんじゃないかと。はい。たぶん11月下旬発売の文庫、売れると思うよ。新潮文庫。これもまた、単行本と文庫本とのインターバルがずいぶんと短いなーといった印象があるけれど、まあ1年半以上経てば、いいのかな? どうなんだろ? もろに映画との併走だし。ちなみに、あれ、連載時と単行本とでは、若干結末が違うんだよね。息子の嫁が、連載時には元の鞘に収まってたのに、単行本では、息子を見捨ててアメリカに行ってんの。ドラマでもその版を踏襲してたみたいだ。個人的には、元の鞘に収まってるバージョンにも捨てがたい魅力を感じていたけど(息子が母親に暴言を吐いた際、何バカなことを言ってんだこの男はと呆れ返るシーンとか)、また文庫収録時に修正があったりしてね。続編が付いたりとか。ないか。あったら面白いんだけどな。(単行本買った人怒るかな?)
 あーそれから、明日からの「芋たこなんきん」には、再び鑑賞状態に入る予定だよ。田辺聖子のアシスタントなる女性には、多大の興味を抱いているので。