といいつつ本日の感心

「音楽の霊性」P.148より。指揮者ヴィルヘルム・フルトヴェングラーのことば。

「聴衆が講演を理解することができるための唯一の欠くべからざる基盤は、講演者が自分の言っていることを分かっていることであり、自分が講演しているテーマのほとんどの意味を理解しているということだ。それは当然のようにも思えるが、音楽家にとっては極めて難しい。語られたものが自らの感情に従っていてはじめてそれは正しい形式を達成できるのであり、そこではじめて他者をそれの理解へと導くことができる」

 いいことば!(もう、こうやって感心するのも、娯楽のひとつと位置づけた方がいいかな……?)