「少年への性的虐待」読了

 ギリギリセーフ。「少年への性的虐待」読了。感想は、ひとまず控える。ただ、専門家による、太宰治の「人間失格」が、まさに性的虐待を受けた人間のその後を克明に描いているとの指摘に、「へぇー」というか、そういう観点で太宰治を見たことがなかったから、ちょっと驚いた。バイアスが薄れたころを見計らって、読み返してみるか。(三島由紀夫はどうだったのだろう? と何となく連想する。)