政治と情動ってなるべくなら切り離してもらいたいよね(といい人ぶる)

「双調平家物語」も6巻目に突入すると、やたらと衆道の記載が増えてくる。うーむ、さすがは日本史……と感心すべきなのかどうなのか。とにもかくにも、権力のある人間たちが織りなす性と政治の関係をまざまざと見せつけられて、いつの世も、どこもかしこも同じだなあ……との感慨に耽る。あくまでも、此岸から向こう岸を覗き込んでの感慨なのだけれど。記した方がいいかな? 具体的な名を。白河天皇藤原宗通とか……。ここに来る人たちはそういうインモラルなことには興味はないかな? ネットを見た限りでは、個々の名前をつぶさに調べ上げても、その手の記載にいっさい触れられることはなかった。けっこう、フロンティアってことなのか? ――にしても、実力を無視した「えこひいき」って、端で見てるとあんまり気分のいいもんじゃないよね。やっぱり。