「週刊東洋経済」を買ってみる

「健康商売のカラクリ」というタイトルに惹かれて、生まれてはじめて、「週刊東洋経済」を購入。ほほう。うわさの佐藤優が、「立身出世するために今、あなたがすべきこと」なる文章を寄せてるよ。ぱらぱらと目を通す。<一般論として、日本社会では、周囲から過度の警戒心を抱かれないようするために、野心は隠したほうがいい。しかし、状況によっては、押し出しを強くして、野心をギラつかせたほうが自分を追い込み、成果と評価につながることもある。>……マッチョだなあ。たぶん、あくまで印象としてだけれど、氏は決して、「健康商売のカラクリ」にはひっかかりなどしないのだろうな。つか、ここ数ヶ月でやたらと目にする「メタボリック症候群」なる語って、思い切り厚生労働省がバックに控えてたんすね。知らなんだ。<健康ビジネス10年史>っていう、キシリトールだのココアだのコラーゲンだのウコンだのコエンザイムQ10といった各ブームの定着度(浸透度?)を三段階で評価しているイラストがわりに面白くて、ここだけ切り取っておいて、スクラップブックに入れときました。理由? 特にないっす。ああ、まったく、「野心」とも「警戒心」ともかけ離れた生活……。