耳栓は洗ってはいけないんだそうな

 ええ。毎晩利用してます。なので、1ヶ月ごとに交換はしてます。けれども、とくにこの時期は、何ともいえない、こうばしいにおいを発するようになるのだね。
「そろそろ水で洗えるタイプの登場を請う!」といった声があちこちからあがってきてもいいような気がするのだけれど、それが可能なタイプは、少なくとも、近所の薬局で目にすることはありません。何かここには大きな障壁が立ちはだかっているのだろうか?『シッコ』的な。こわいなあ。
 ぼくは、小林聡美のエッセイ『マダム小林の優雅な生活』を読んで、耳栓を使い始めたようなものなのだけれど、彼女自身は、いったい、この問題にどのように対処していたのだろうか? 風呂あがりの耳掃除に、こまめに勤しんでいたのかな?
 機能面ではぜんぜん支障を来していないから、その状態で、むげに捨てるのも、何か、ちらりと、心が疼くような面がなきにしもあらずなのです。