vulnerability
いじめにより団結する人間の本能、みたいな話に、「息子が老親を虐待するケース」ってのは当て嵌まらないか、と思いつつ、今回のイラク人虐待のニュースに、「これはそっち系なのかな」と思って、まあ思ってもしょうがないだけれど、とにかく、いやーなニュースだなあと重ねて思う。で、さっき書いて消してしまった、「塾の教師が子供たちを虐待する」ってのは、どう扱えばいいのだろう、そういう事態に、不本意ながら巻き込まれてた時期があるので、とちょっと思い惑う。関係あるのかないのか、大江健三郎の文章に、よく「vulnerability」ってのが出てきますね。意味、「攻撃を誘発されやすいこと」。攻撃を誘発されやすいイラク人、攻撃を誘発されやすい老親、攻撃を誘発されやすい子供たち・・・なんてね。たぶん現地ではこの単語が乱れ飛んでいるんでしょうな。あ、イラクでの話です。
びっくりした
上記「vulnerability」がはてなキーワードに登録されてて、まさに「へぇ〜」であります。80年代に山口昌男が「攻撃誘発性」の訳で日本に紹介、か・・・。今年の1月、生の山口昌男氏を目にする機会があったのだけれど、うーん、言葉に迷うなあ、つまり「かなり御高齢化されてました」ってことです。
母の日
花屋にて。140円を手にした女の子が「これで買える母の日用のプレゼントありますか」と訊いていた。どれどれ、と店員の女性が親切に対応していたけれど、こういうのをないがしろにしちゃいけないよね。(でも結局何を買ったのだろう?)