ライバル関係

 水木しげる手塚治虫をモデルに「一番病」なるマンガを描いたと前に書いたが、もしかすると、「火の鳥鳳凰編は、手塚治虫水木しげるをモデルに描いたのでは、とふと思ったり。あの主人公は水木しげると同じく片手、だしなあ。しかも怪物画が異様に上手かったりするし。最終的にはその主人公、もう片方の腕も切られてしまうのだけれど、そのきっかけを作った男の性格って、なんか「一番病」と評してもいいパーソナリティーだったような。わかりにくいっすか? つまりあのマンガって「手塚治虫VS水木しげる」の構図をそのまま模してるようだってこと。穿ち過ぎか。