週末起業マニュアル

 風邪で一日臥せってた日。病院行きました。会社も休みです。で、他にすることもなし、仕方なく「週末起業完全マニュアル」(明日香出版社)なる本に手を出したのですが、今こういう状態だからなのか、けっこう面白く読み進めることができました。ぱーっと、ですけど。曰く、(起業の分野をみつける質問)「何も準備をしなくても、2時間以上しゃべれることは何ですか?」えー、何だろうとけっこう真剣に考えてしまったり。“2時間”てのがミソですね。なるほど、そういうアプローチもあるかと感心してしまった。ほかに「市場とは、自ら創造するものだと考えることができます」って文章の傍に、“夜景評論家”なる「夜景に関するウンチクを見事にビジネス化し、今では独立起業家となっている」なんて人が紹介されてる具合。夜景に関するウンチクか。まさに“すきま産業”ですな。ただ現状では「(週末起業に)本気になって向き合いない」ってのが本音ですが。いいことづくめのことしか書いてなくていまいち乗り切れない。・・・という人は成功しないそうです。さいごにそう釘を刺してる。

「あぁ、いい勉強になった」「なるほど。今度ヒマな時にやってみよう」という人、こういう人は絶対に週末起業はできません。勉強しただけでは何も変わりませんし、ヒマな時など決してこないからです。

 ナルホド。で、どういう人が成功するかというと、

 それは何か一つでもいいから、本書に書いてあることを行動に移す人です。

 と、いう感じに、いろんな刺激に満ちた書でありました。