群像2月号

 多和田葉子「旅をする裸の眼」を目当てに買ってみたんだけれど、うーん、むつかしいのかなんなのか。第一章と第十三章だけ読んで、後は「しばらく様子を見る」ということで。第十三章の名は「2000 Dancer in the dark 2000」。セルマも出てくる。しかし、どうとらえていいのかしばし途方に暮れてしまった。
 創作合評で取り上げられてた山田詠美「間食」(「文學界」1月号)に激しく惹かれる。また本出してくれないかなあ。