2004-01-18から1日間の記事一覧

一九六二

僕が生まれたのは一九六二年で、この年は劇作家と犯罪者が多いと言われています。 上記、平田オリザ「「リアル」だけが生き延びる」より。 この本に出ている「劇作家と犯罪者」ってのを列挙してみると、三谷幸喜、松尾スズキ、宮崎勤、佐藤宣行(新潟少女監…

「リアル」だけが生き延びる

ISBN:4901391445 平田オリザの演劇論。龍センセがつけそうな題名だ。ワークショップのくだりが面白かったけど、その「ワークショップ」が何なのか、いまいちよく分からなかった。なんだか宗教的儀式みたいな感じがして。ワークショップをやるとすべてが上手…

二百年の子供

ISBN:4120034763 大江健三郎によると、これは著者唯一のファンタジー小説ということになってるらしい。タイムスリップもの。へぇ、じゃあわくわくするのかなと思って読んでみたけれど、けっこう平坦な印象。子供に受けるのかなと余計な心配をしてしまった。…

できるかなV3

ISBN:4594042562 連載時に読んでるのがほとんどだったんだけど、飽きないすね。何回読んでも。きちんと整理されてるようには見えない絵だから?あとけっこう題名のセンスも好きだ。「何がでてくるかわからない」とか。西原理恵子の義父って自殺してるんだよ…

週刊新潮1月22日号

久々に見た、ような気がする。池田晶子の「連続断定形」。 自分とは、精神である。精神であるところの自分を信じなさい。自分を信じられなければ、他人も信じられない。自分を信じるということと、他人を信じるということは、全く同じことである。 ここまで…

群像2月号

多和田葉子「旅をする裸の眼」を目当てに買ってみたんだけれど、うーん、むつかしいのかなんなのか。第一章と第十三章だけ読んで、後は「しばらく様子を見る」ということで。第十三章の名は「2000 Dancer in the dark 2000」。セルマも出てくる。しかし、ど…

6時半起床。雪積もってるかなと外を覗いてみるも見えるのは平常と変わらぬ光景。なんだ、とちょっとがっかりしたようようなほっとしたような。