ちょっと哀しい

 いい天気でした。気持ちよかったねえ。朝なんて、まさに雲ひとつない文字通りの快晴。けれども、いまいちぼくの心は晴れない。なぜなら、愛犬「芽衣」さんが、きのう今日と、具合を悪くしてるから。思わず、青空を眺めて、涙もひとすじながれようというもの。「空はこんなに青いのに」と、正直思いましたね。「空はこんなに青いのに、どうして芽衣さんは元気じゃないんだろう」。関係がないことは十分理解してるだけに、なおさら哀しくなるというこの心理。「きれいだなあ、きれいだけど、このきれいさが芽衣さんには何の役にも立たないんだなあ」・・・なんせ、もう13歳だからね。