「キッチン」再読

 初七日。だからというわけではないけれど、吉本ばなな(当時)の「キッチン」を再読したり。綿矢りさはこの本を「何回読んだかわからない」とおっしゃる。ま、それだけの魅力はあるよね。おたくっぽい魅力とはまた違った、なんというか“磁場”が働いてる。ちなみにぼくもこの本読むのはもうたぶん10回目くらいじゃないかしらん。人生の節目には、なぜだか手元にあるのです。抜き書きしてみようかな。と思ったけど哀しいからやめた。そう、「そういうところ」に、今回は反応してしまったのです。つまり、死、とか、そういう哀しさ。やれやれ。でも毒気は抜けたんじゃないかな。と思うよ。さ、もう寝よう。あさっては休みだ。