パーティー★モンスター

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 シネマライズで観たんだけど、「トランスレーション」がものすごい行列なのに対し(松本人志が「日経エンタ」でめちゃくちゃにけなしてましたね)、こちらは全席4割が埋まってるという程度。伝説のクラブ・キッズ、マイケル・アリグを映画9年ぶりの出演となるマコーレー・カルキンが演じる。カルキン坊やも22歳か。時が経つのは何とやら。顔の造作にさほどの変化は見られなかったけれど、背は抜群に高くなってました。踊るシーンを見て、オザケンの歌詞に出てくる「ヤングアメリカン」ってこういう子のことをいうのかなあと思ったり。まあかっこよかったよ。さすがに「ホーム・アローン」はもう引き合いに出されないだろうし。マイケル・ジャクソンとの仲ももうみんな気にしてないだろうし(ほんとかな?)。頑張ってほしいですね。
 彼が身に付けているような服って、そういえばあまり日本の映画じゃお目にかからないなあとも思った。(あるのかな。またこれも勉強不足?)なんていうんだろう。男版ロリータ。ちょっとちがうか。いや、クラブ用の奇抜なファッションのことじゃなく、普段着での話。つまり女の子がミ二スカートをはくように、男の子は半ズボンをはかないねってこと。セクシュアルの供給って意味において。なんか男の服における規制ってまだ日本ではがんじがらめに存在しているねってことっす。“革命”が起きてないというか。ズボンを下ろしてはくとかそんなレベルじゃなく。「日本人(主に男性)は身を飾る思想が脆弱」ってやっぱり当ってるのか。その手のセクシャルを供給する必要が無い、というのも現在女性の趨勢を見てると「ほんとかなあ」だし。バラエティの一種として無視できないかも。(あくまで映画での話ですよ。)
 この映画には何げにマリリン・マンソンが重要な役で出ている。全然気付かなかった。つーか、それ以前にこのひと「マトリックス」にも出てたんだ。そっちのほうが驚き大きかった。何げに・・・。