古本街で買い物

週刊現代」増刊「三島由紀夫緊急特集号」なるものを買ってきた。昭和45年刊。ということはつまり切腹事件を受けての「特集」ってことだ。どこで買ったかというと、神保町古書会館。「東京人」10月号(→)で場所を知った。ちなみに今回の「東京人」はほんとうに買いだった。古本、そして映画好きのIくんにも教えてやろうとしたのだが、最近彼は疲れ気味なのでいまだに言いそびれている。まあそれはともかく。この雑誌、ビニールに入っていたので、中身は確認できずじまい。それで今はじめて開けたのだが、なんだか、臭う。開けたとたんにプンプンする。ちょうどまる1年くらい洗っていない金魚の水槽と同じ臭いが。藻が異様に繁殖しているような。前の持ち主はこの雑誌をどのように利用していたのだろう。他に漫画専門誌「だっくす」1978年9.10月号を購入。特集山岸凉子。(この頃はまだ「日出処の天子」には手をつけていなかったようだ。)それと「宝島」1979年12月号。時代考証の史料として。いずれ時間があったらぱらぱらとめくるつもりなのだが、純粋に楽しみのためだけに買ったのできちんと読むかはわからない。要するに、単に購入したかったってことだ。