マティス展

 http://event.yomiuri.co.jp/matisse/
 前回、「RIMPA展」でマティスの絵を観た時には「すっげぇいいなあ」と素直に感動したものの、うーん、今回はやや感応力が鈍ってました。もちろん、ところどころハッと目の覚めるような色彩に「ほえー」と感心はしていたのですが。思うに、マティスの絵というのは美術館で大量に観るのに適してないのかもしれない。友達の部屋にあるのを「あ、マティスの絵、へぇー」みたいに、日常路線で接するのが正解なのかもしれない。(でも、ドラマとかでなにげに飾られてたりするのを観るとまた興ざめだったりするのだけれど。いろいろむつかしい。)ところで、マティスの切り張り絵ってけっこう厚紙を使ってるのな。印刷されたのを見るとふつうにきれいなのだけれど、本物は意外にゴツゴツしたりして、きれいというより生々しかった。