「ニュースの天才」

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 はじめてネットでチケット購入。便利ですね。けっこう真ん中のいい席で、もっと前から利用しておけば良かったと少し悔やむ。前に来た時なんて、開館まで中に入れてくれなかったからなー。暑かったっす。
 雑誌記事捏造の天才、スティーブン・グラス青年のおはなし。実話、らしい。そういや前にこの事件についてちらと読んだことがあるような・ないような。弱冠25歳、それに「ニュー・パブリック」という雑誌の権威も相当、ということで、当時アメリカはかなり騒がれたようです。
 主演は若き日のダース・ベイダーヘイデン・クリステンセンくん。眼鏡をかけてもその美貌ぶりに寸とも揺らぎがないというのは、やっぱり驚嘆に値します。それに、かなりうまかったと思う。なんとなく、わかるなあ、捏造する気持ち、てな感じで共感したり。
 最後に事件はいちおう決着めいたものを見せて、幕。スティーブン・グラスが捏造をした理由については特に触れられず仕舞い。「そこが一番批判に晒されているんだよ」と監督は嘆いておられる。まあ映画のテーマがテーマだからね。それこそてきとうにでっちあげるわけにはいかなかったんだろうな。
 ちなみに、ライバル会社のロザリオ・ドーソンという女性がむちゃくちゃキュートでした。眼鏡をかけた黒人女性。概して、アメリカのエディターって皆かっこよく見えます。なんでだろう。影響を受け、現在、パソコンの隣にページホルダーを置いて文章を書いてみたり。