新しいプールを見学する

 ひさびさに下りの電車に乗って、新しいプールの下見。最初、間違って他の施設に入ってしまう。説明を聞いているうちに、おかしいことに気付き、職員に確かめたら、「そこは、隣のブロックになります」との返事。「す、すいません!」と鉄砲玉のごとき勢いで外に出る。ただし、おかげで(というのも失礼な話だけれど)、新たに入会しようとしていたプールの清潔さがよりいっそう際だって感じられた次第。
 終わってから、ぶらぶらと付近を流す。なぜだか都心にいるときよりもさかんに物欲が刺激される。財布、クッション、テーブル、マガジンラックが無性に欲しくなるも、210円のお香を買ってなんとか自分をなだめる。そのまま電車に乗り――途中、「このマンガを読め!2005」*1に目を通す。「PLUTO」と「水鏡綺譚」は必読だなと思う――現在通っているプールを退会する。帰ってから、お香に火をつけ、そのあまりに強力なにおいに頭がくらくらする。