五十嵐大介「魔女」(1)*1

 これ、本当は読むかどうかあやふやだったんですよ。けれども、都内某書店で購入した際、3ページほど破けていて、仕方ないなあ、取替えに行って来るかと、休日の電車の待ち時間に駅のベンチで読み始めて、見事にはまる。(ちなみに、交換は無事成功。やたらと、女性の書店員に恐縮され、ああ、この雰囲気じゃ交通費は請求できないなと、ちらと思う。)
 とんでもない想像力ですね。なんて、陳腐な言葉で称えるのも芸のない話だけれど、ともかく、その緻密な絵に、舌を巻きましたよ。マンガ家って、すごいなーと、改めて思った。どんな思考回路で、日々生活をしているのだろう。近所の本屋では、これの2巻が売っていなくて、どうしてなのかな、まさか売り切れ、なんてことじゃないだろうな。