7.23千葉地震

 午後4時半、縦揺れの地震。私はそのときコナミスポーツボディコンバットの順番待ちをしていたのだけれど、特に、周囲に動揺が走っていた様子は見られず。ただ、従業員が電話(もしくはトランシーバー)を片手にきびきびと動き回っているのを喋りながら見守っていた人がほとんどだった。そして、通常より15分遅れてレッスン開始。地震そのものより、地震の揺れによりクーラーが壊れたことが今回いちばん体に応えた。よく晴れた7月の午後(とは言え、今日は割合涼しかった方だが)、何の空調装置も働かぬまま、大の大人が40人も集団で体を動かしている空間で、よく倒れる人が出なかったものだと感心する。床が熱気で滑りやすくなっていたのも致し方ないと言うべき。最後には、壁全体の鏡が曇っていた。
 レッスン後、汗を流し、いざ帰ろうと駅に向かったら、電車が不通状態。そんなにまで大きな地震だったのかと、今さらのように驚く。暇つぶしに、電話をかけようと思っても、どこにも繋がらず。仕方がないので、壁にもたれかかり(床や階段では大勢の人がしゃがみこんでいたけれど、手元に新聞や雑誌の持ち合わせがなかったので断念)、ぱらぱらと本を眺める。「教科書には載らないニッポンのインターネット云々」や「アムリタ」上巻(再読)など。結局復旧まで1時間ほどかかる。8時にようやく動きだし、やれやれと車内で息をつく。後で聞いたところによると、川にかかる鉄橋の検査に時間がかかったらしい。職員が、わざわざ歩いて調べたとのこと。ほんとうだとしたら、いやはや、なんとも偉い話だ。