蟲たちの家

今年は、やたらとゴキブリの出没回数が多いです。さすが、歴史に名を轟かす2005年夏にふさわしい風物詩です。そして、それと連動してか――どうかなのかは彼らに訊かないとわからない――今年は、やたらとカナブンの出没回数も多いです。いや、うちマンションの6階なんでね。目立つんですよ。出かける際、そして所用から戻ってくる際、あちこちに落っこちているカナブンの死骸が。中にはもちろん生きているのもいて、昨日など、この生を受けて31年、はじめてカナブンの交尾シーンを目撃した。おそらく、事は1時間以上に及んでいた筈。現在表で「ママ、また虫がいるねえ」と騒いでいる隣の坊ちゃんももしかすると目撃していたかもしれない。よいことだ。
にしても、毎年夏ってこうだったっけ? ほんと、尋常じゃない量なんだ。ゴキ、カナ共に。いったい何がどうしたんだか。
(ちなみに、楳図かずおの同名マンガは未読。表紙からすると、ひじょうに魅力的な作品っぽいですね。)